転職ノウハウ

IT転職に基本情報技術者試験、応用情報技術者試験は有効か?

2020年7月18日

 

IT業界に関する有名な資格として、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」があります。

この試験は、IPA 情報処理推進機構が実施している国家資格であり、ITエンジニアなら知らない人はいないというぐらい有名な資格です。

それゆえに、IT業界へ就職や転職する時には、基本情報技術者試験、または、応用情報技術者試験の合格を目指す人が多いのでないでしょうか?

私は、社会人1年目の時に、応用情報技術者試験に合格しています。

その後、転職活動をすることになるのですが、試験合格をアピール材料のひとつとして使っていました。

本記事では、基本情報技術者試験や、応用情報技術者試験に合格することは、転職の場面で有効なのかどうかについて、実際に転職に成功した私の考えをご説明していきます

 

 

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験とは何か

まずは、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験とは何かを、改めて簡単にご説明します。

IPA 情報処理推進機構(以降、IPAと記載します)が実施する試験であり、情報処理に関する能力を測定するITエンジニアの登竜門のような位置づけの国家資格です。

IPAが実施する情報処理技術者試験には、他にもいくつか種類があります。

試験名 試験内容
ITパスポート試験 全ての社会人の共通的知識
情報セキュリティマネジメント試験 基本的知識・技能
基本情報技術者試験 基本的知識・技能
応用情報技術者試験 応用的知識・技能
ITストラテジスト試験 高度な知識・技能
システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
10 エンベデッドシステムスペシャリスト試験
11 ITサービスマネージャ試験
12 システム監査技術者試験
13 情報処理安全確保支援士試験

(出展:IPA 情報処理推進機構 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

 

基本情報技術者試験は、情報処理技術者に対して、基本的な知識や技能を問う問題が出題されます。

一方で、応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位にあたる試験で、応用的な知識や技能を問う問題が出題されます。

さらに、応用情報技術者よりも上位にあたる試験も実施されており、表の5~13番目にあたります。

基本情報技術者試験や応用情報技術者は、情報処理に関する幅広い知識が問われますが、さらに上位の試験では、それぞれの専門分野に特化した高度な内容が出題されます。

 

ITエンジニアとしては、まずは応用情報技術者試験への合格を目指している人が多いと思います。

私の場合は、基本情報技術者試験は受けずに、最初に応用情報技術者試験から受験しました。

情報処理技術者試験の取得を考えているならば、まずは私のように基本情報技術者試験は受験せずに、応用情報技術者試験から受験するのをオススメします。

その理由としては、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験では、出題範囲が被ることが多く、二度手間になるような印象があるからです。

ただし、IT業界未経験の方や大学で情報系の学部でなかった人は、基本情報技術者試験から受験しても良いかもしれません。

IPAのWebサイトにて、過去問が公開されていますので、内容を確認してから決めてみてください

 

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験合格は転職に有効か

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の合格が転職に有効なのかどうかについて、私が実際に転職をしてみて感じたことについてご紹介します。

 

まず、基本情報技術者試験については、IT業界未経験の方が合格している場合は、有効であると考えます。

試験に合格したことそのものよりも、未経験の分野に対して、自ら勉強して国家資格合格レベルのスキルを身につけたこと、また、IT業界へ転職する意欲や決意を示すのに有効な材料になります。

IT業界未経験であっても、会社に入った時に少しでも早く戦力になれるように努力している姿勢は、十分に評価の対象になると思います。

 

一方で、応用情報技術者試験は、IT業界未経験の方が合格している場合は、十分有効な可能性が高いです。

私は、大手メーカーにて働いていたことがありますが、応用情報技術者は給料アップ(社内での階級アップ)の対象となる資格になっていました。

企業によっては、資格取得に手当てが出るところもあるかと思いますが、だいたい応用情報技術者以上の情報処理技術者試験がその対象となっている場合が多いのではないかと思います。

そのため、応用情報技術者試験に合格していると、社内ではある程度評価の対象になると推測されます。

 

ただし、IT業界経験者の場合は、転職で有効であるかは微妙なところです。

実際に私の転職活動時の感触はどうだったかというと、転職の採用では、特に応用情報技術者試験が有利であるとは思いませんでした。

私は社会人1年目の時に応用情報技術者試験に合格し、私が転職活動をした時に履歴書に記載していましたが、特に面接でそのことに触れられることはありませんでした。

応用情報技術者試験は、特に転職では、それぐらいのスキルは持っていて当然、のように思われていることが多い印象です。

そのため、応用情報技術者試験に合格していたら即採用、みたいなことはないですが、ITエンジニアとしての一般的な知識や技能を持っていることを客観的に証明できるという意味では、役に立つのではないでしょうか。

 

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の履歴書の書き方

基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に合格して、いざ履歴書に書く場合、書き方に悩むこともあると思いますので、ここでご紹介します。

私も履歴書に書くときは、どういう表記が適切か迷っていました。

色々調べてみて、私が実際に書いた表記は以下です。

履歴書への表記例

20xx年xx月 基本情報技術者試験 合格

20xx年xx月 応用情報技術者試験 合格

20xx年の部分は、平成xx年や令和xx年でももちろん構いません。

履歴書全体の表記と合わせてください。

また、日付は、試験日ではなく、合格証書に記載してある日付に合わせて書いた方が良いです。

ちなみに、「基本情報処理技術者」や「応用情報処理技術者」と間違えて記載している人をたまに見かけますので、気を付けてくださいね

 

まとめ

本記事では、基本情報技術者試験や、応用情報技術者試験に合格することは、転職の場面で有効なのかどうかについて、実際に転職に成功した私の考えをご紹介しました。

結論としては、IT業界未経験者がIT業界へ転職する際には、基本情報技術者試験や、応用情報技術者試験への合格は、アピール材料のひとつになる可能性が高いということをご説明しました。

ただし、IT業界経験者にとっては、転職で有効かどうかは微妙なところだということを、理由とともにご説明しました。

IT転職を考えている方のご参考になれば幸いです。

 

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