
IT転職お悩み解決ブロガーのしゃるです。
「IT業界って男性が多いイメージだけど、女性でも転職して大丈夫なの?」
「ITエンジニアに興味があるけれど、女性でもうまくやっていけるのか不安・・・」
あなたはそのように悩んでいませんか?
女性で、IT業界をめざされている方は、だんだんと増えてきています。
ただし、男性ばかりの仕事、というイメージが強く、転職をするのに不安に感じている方が多いのではないでしょうか。
私は、新卒で就職してからずっとIT業界でITエンジニアとしてはたらいていますが、ITエンジニアになって良かったなと思います。
ただ、業界の男女比としては、職種にもよりますが、圧倒的に男性が多いのが現状です。
実際に、1番はじめに配属された職場では、女性は私1人しかいませんでした。
部署単位で約100人ぐらいいて、私が初めての女性だったそうです。
最初は女性だからと苦労することもありました。
しかし、今ではすっかり慣れて、苦労していたことを忘れていたぐらい、女性ならではのメリットの方だけを強く感じています。
そのため、男性が多いイメージで不安だから、とIT転職をあきらめてしまうのは、とてももったいないです。
今回は、実際にITエンジニアとしてはたらいてきた私が考える「女性がITエンジニアに転職するメリット」をご紹介します。
女性でITエンジニアになることを考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
私がはじめて入った男性しかいない職場について
私が新卒で就職して、はじめて入った職場では、女性は私ひとりだけでした。
部署単位でいうと、100人ぐらいいたので、割合としては1%ぐらいでした。
部門単位でいっても、1500人ぐらいいて、おそらく女性は1%ぐらいだったのではないかと思います。
(1500人全員をはあくしているわけではないですが、部門集会やメーリングリストのやり取りなどでも、女性は私以外に2人しか見たことがなかったです。)
歓迎会のときに「ついに女性がきましたー!」と紹介されたのが、今でも記憶にのこっています。
ちなみに、そのときの職種は、プラットフォーム系ソフトウェア開発職でした。
職種により、女性の割合は結構変わってくると思いますが、男性が多いのは共通しているはずです。
女性がITエンジニアに転職するメリット
実際にITエンジニアとしてはたらいている私が考える、「女性がITエンジニアに転職するメリット」について以下7つをご紹介します。
女性がITエンジニアに転職するメリット7つ
1、名前と顔を覚えてもらいやすい
2、飲み会のさそいを断りやすい
3、女性どうし仲良くなりやすい
4、トイレが空いている
5、(良くも悪くも)気をつかわれる
6、(良くも悪くも)男性から声をかけられる
7、(会社によっては)管理職に昇進しやすい
上記で紹介したメリットについて、詳しくお話ししていきます。
1、名前と顔を覚えてもらいやすい
女性は人数が少ないので、職場にはいったばかりでも、名前と顔を覚えてもらいやすい、というメリットがあります。
名前と顔を覚えてもらえると、さまざまな良いことがあります。
職場にはいったばかりのため、こちらはまわりの同僚たちの名前も顔もわからない状況であっても、相手は自分のことをわかっていてくれているのです。
そのため、たとえば、会議室の場所がわからず、困ってウロウロしていても、「次の会議はこっちだよ」と声をかけてもらったりします。
困っていて、誰に聞いたらいいかわからないときに、向こうから声をかけてくれる、というのは大きなメリットになります。
また、技術や人事に関する質問をするためだけに関わった人でも、1回のやりとりで覚えていてくれていることが多いので、次の仕事がスムーズにいったりもします。
自分のことを知ってくれている人が多いほど、相談や質問がしやすくなったりと、仕事がやりやすくなります。
2、飲み会のさそいを断りやすい
社会人になると、どんなに疲れていても、飲み会のさそいが断りづらい場面が多いと思います。
男性だと、先輩にけっこう強引に飲み会に連れていかれることも見かけます。
しかし、女性の場合は、あまり強引にさそわれることが少なく、断ったときに説得されることも少ないのではないかと思います。
また、飲み会に行ったとしても、お酒がいつの間にか注がれている、というような状況もなく、新人であってもムリに飲まなければならない場面がない可能性が高いです。
3、女性どうし仲良くなりやすい
女性が少ないため、他に女性がいるならば、その方と強い仲間意識が生まれます。
トイレで会ったときに、ちょっと会話をしたりとか、同じフロアなだけで知らない人であっても声をかけてくれたりすることもあります。
(女性はけっこうトイレが交流の場になったりします。笑)
同じ職場に女性がいるなら、やはり男性よりも話しかけやすかったり、飲み会の席でもとなりに座りやすいため、仲良くなりやすいです。
職場や同じフロアに、ちょっとした他愛のない会話ができる人がいると、それだけで安心感につながります。
4、トイレが空いている
女性で嫌なことのひとつとして、トイレがいつも混んでいる、ということが浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
時間があるときには、待ち時間が長くても問題はないかもしれません。
しかし、会議が連続してあって、しかも自分が司会やプレゼンをまかせられていて、抜けることができない!というときには、トイレが混んでいるとかなりストレスになります。
そんなときに、ITエンジニアは女性が少ないため、ほとんど待ち時間がなく、タイミングを見計らってさっとすませることができます。
5、(良くも悪くも)気をつかわれる
女性であると、良くも悪くも男性から気をつかわれます。
メリットでいうと、注意をされるときに、他の男性よりもやわらない言葉をつかわれているなと感じたり、力仕事は男性の方にまかせられたりなどです。
人によっては、気をつかわれるのが嫌な方もいるかもしれません。
ただ、しばらくして自分も同僚の男性もなれてくると、このひとはここまでは言っても大丈夫、などとわかってもらえて、お互いよい距離感ですごせるようになってくると思います。
そのため、同僚とコミュニケーションを取ることを意識して、自分のことをわかってもらう、というのが大事になってきます。
6、(良くも悪くも)男性から声をかけられる
女性が少ないため、良くも悪くも男性から声をかけられることも多いです。
自分も好意があるならば、メリットになるかと思います。
別に好意がない人からのさそいであっても、それを機に仲良くなったりもするので、自分を知ってもらったり、相手を知るいい機会になったりします。
さそいの断り方によっては、その後の同僚との関係が気まずくなったりするので、注意が必要です。
7、(会社によっては)管理職に昇進しやすい
最近は、管理職の女性比率を公表して、女性のはたらきやすさ推進活動のアピールをしている会社が増えてきています。
そのような会社ではたらいている場合、管理職になりたいと考えている女性にとっては、他にライバルが少ないため、昇進のチャンスが男性よりも多いといえます。
私が新卒で入った会社では、1年目の女性に向けて、幹部社員をめざしてがんばろう、という謎の研修がありました。
そのため、転職を考えていて、かつ管理職をめざす方は、応募する会社が管理職の女性比率を公表しているかどうかも見ておいた方がよいかもしれません。
まとめ
今回は、女性がITエンジニアに転職するメリット7つについて紹介しました。
女性がITエンジニアに転職するメリット7つ
1、名前と顔を覚えてもらいやすい
2、飲み会のさそいを断りやすい
3、女性どうし仲良くなりやすい
4、トイレが空いている
5、(良くも悪くも)気をつかわれる
6、(良くも悪くも)男性から声をかけられる
7、(会社によっては)管理職に昇進しやすい
女性でITエンジニアへの転職を考えている方のご参考になればうれしいです。